ビタミンDは、どうやって体に取り込まれる?|名古屋市中区の不妊治療・体外受精専門クリニック|名古屋上前津ARTクリニック|

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ビタミンDは、どうやって体に取り込まれる?

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これまで、ビタミンDを十分にとることの大切さについてお話ししてきました。
ビタミンDは、食事やサプリメントから摂取する方法だけでなく、日光(紫外線)を浴びることで、皮膚でもつくられます
食事などから摂取したビタミンDも、皮膚でつくられたビタミンDも、体内ではほぼ共通の代謝経路をたどります。
体内に入ったビタミンDは血中を運ばれ、主に肝臓で「25-ヒドロキシビタミンD(25(OH)D)」に変換されます。
この25(OH)Dは、血液中を流れるビタミンDの主要な形で、体内のビタミンDの状態を評価するときの指標として測定されます。

 

さらに、25(OH)Dは主に腎臓で活性型の「1,25-ジヒドロキシビタミンD(カルシトリオール)」に変換されます。活性型ビタミンDは、腸管からのカルシウム吸収を促し、カルシウムやリンのバランスを保つことで、骨の健康を支える働きがあります。

 

つまり、
魚や卵などの食事から摂ったビタミンDも、日光を浴びて皮膚でつくられたビタミンDも、体の中ではほぼ同じルートをたどって、最終的に体の中で働きます。

そして、同じような食生活をしていても、血中の25(OH)D濃度には季節による変動がみられることがあります。

血清25(OH)D濃度は夏に最も高く、冬に最も低いという季節変動が報告されています。日光(紫外線)による皮膚でのビタミンD産生が、季節によって変化することが理由であると考えられます。

 

 

「ビタミンDは、食事から摂るだけでなく、日光によって皮膚でもつくられます。そして、体内に入ったビタミンDは、肝臓と腎臓で2段階の変換を経て、私たちの体の中で働いているのです。」

 

○参考資料
Xiao JP, Zang J, Pei JJ, Xu F, Zhu Y, Liao XP. Low maternal vitamin D status during the second trimester of pregnancy: a cross-sectional study in Wuxi, China. PLoS One. 2015 Feb 6;10(2):e0117748. doi: 10.1371/journal.pone.0117748. PMID: 25659105; PMCID: PMC4320063.

 

2026/8/13

名古屋上前津ARTクリニック 胚培養士 渡邉麻衣

本コラムは一般的な医学情報の提供を目的としたものであり、個別の診療方針を示すものではありません。

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